近年アウトサイダーや、ブレイキングダウンが流行り出し、喧嘩自慢の素人が一晩にして名を馳せる格闘技ブームが巻き起こっています。
その中でも地下格闘技というジャンルが存在していることをみなさんはご存知ですか？
プロ同士の公式試合と打って変わって少しガラの悪そうなイメージを持たれる方もそう少なくはないと思います。
今回はそんな地下格闘技について深掘っていきたいと思います。
地下格闘技のファイトマネーはどれくらい？
格闘技の聞くと大会に出てビックマネーを手にするという夢のような話をイメージしがちだと思いますが、実際はどうなのでしょうか。
地方や非公式のリングではと金を稼ぐことはやはり難しいことなのでしょうか？
結論から言ってしまえば、地下格闘技でお金を稼ぐことはすごく難しいことだと言えるでしょう。大会後の打ち上げの飲み代で全て消えてしまうほどのファイトマネーしかもらえないところがほとんどだと考えられています。
また、参加賞もご用意されており、は連勝に伴ってグレードアップする賞品は、次のようになっています。
まずは参加賞です。
負けた参加者にはポケットティッシュが遺族の方々に渡されているようです。
2連勝 消しゴム
5連勝 500円図書カード
7連勝 卵1パック
10連勝 銭湯の割引券
12連勝 タクシーの株式優待券1枚
15連勝 商品券千円分
18連勝 ファミレス３割引き券
20連勝 新品マウンテンバイク1台
22連勝 オリジナルロゴ入りバッヂ
25連勝 オリジナルロゴ入りＴシャツ
28連勝 AKBの好きなメンバーとの握手券
30連勝 好きなゲームソフト1本
50連勝 ディズニーランド年間パスポート
血で血を洗う戦いの後にこれらの商品は頑張りに見合っているでしょうか？
勝ち続けることもまた難しそうです。
地下格闘技で死亡することはある？
地下格闘技は命懸けの試合をするイメージですが死亡することは多いのでしょうか？
死亡事故に関してはボクシンググローブより素手に近いオープンフィンガーグローブだと脳が揺れにくいので少ないです。
素手のパンチではボクシンググローブと比べて圧倒的に死亡する確率は低いです。
喧嘩で素手で殴りられて死亡する事故はありますが、あれは殴られて倒れた時にコンクリートに頭をぶつけるために死ぬのです。
喧嘩で素手のパンチでも失神する場合もありますが、喧嘩でボクシンググローブで殴ったら数倍～数十倍失神します。
しかし、幾らグローブより安全とはいえど、死亡事故はゼロではありません。約10年前に遡るとそれまでに数人の死亡者が確認されています。
やはり、オープンフィンガーと言えど、完全に安全というわけではなさそうです。
地下格闘技は神奈川でも行われている？
神奈川で行われているか地下格闘技の中でも特に有名なものが横浜最強決定戦です。
横浜アソビルの地下格闘技場で行われているこの最強決定戦は、相撲や総合格闘技といった様々なバックグラウンドを持った8選手が集結し、変則トーナメントで目が離せない試合が行われています。
地下格闘技の場所は？
悪名高き地下格闘技はどのような場所で開催されているのでしょうか。
多くの人が人目のつかない路地裏にある地下で行われていると思っていそうです。
ですが、地下格闘技という名前とは裏腹に、案外しっかりした会場が設けられることも常です。
主に地方であ開催されることが多く、体育館などにしっかりとしたリングが用意されるようです。
また、し開催される時間帯は遅くからではなく、昼間から始まります。
少しイメージと違うと思います。
地下格闘技に出るには？
地下格闘技に出場するためには何をすればいいのでしょうか。
素人同士の試合なので、誰でもエントリーできるようなものなのでしょうか？
結論から言うと、総合格闘技のジムに通い、 ある程度実力がついたら、 アウトサイダー、益荒男みたいな大会にエントリーして、 選考を通れば出られます。
また、アウトサイダーでは、年齢16～35歳まで。
THE OUTSIDER 出場以前にプロでの試合経験が3試合以上の方は出場できません。
地下格闘技の団体と言えば？
地下格闘技に関わっている団体は怪しい組織が関わってないかなど何かと心配事になりますよね。
そこでここでは総合格闘技におけるそ団体の仕組みを詳しく説明したいと思います。
まず、総合格闘技の団体は、国や国際連盟の団体ではなくて、個人が主宰している団体がそのほとんどを占めています。
それぞれの団体の大きさや、選手の知名度によって、人気に関わってきます。
ボクシングの場合は「WBA」『WBC」「WBO」「IBF」の中でどれかのた王者になれば世界的に公式な王者として認められますが、総合格闘技では世界的な団体は存在しませんので、そうはなりません。
現在、圧倒的な実力と人気を誇るのがUFCです。
世界各地から各団体の王者が集まり、修羅の国と呼ばれています。
そのレベルは圧巻で日本で好成績を残した選手でも勝ち越すことすらむずかしいとのことです。
続いては日本の団体です。
現在日本で運営されている総合格闘技の団体は次のようになっています。
1,RIZIN ライジン
2,修斗
3,パンクラス
4,DEEP ディープ
5,ZST ゼスト
6,GRACHAN グラチャン
7,Fighting Nexus ファイティングネクサス
8,GLADIATOR グラジエーター
9,HEATヒート
10,VTJ
RIZINを筆頭に格闘技会が盛り上がっているなか、日本人はあまり世界相手にいい成績を残せていません。更なるレベルアップを願いたいです。
地下格闘技とアウトサイダーの違いは？
アウトサイダーとは？
「THE OUTSIDER（ジ・アウトサイダー）」とは、リングス・前田日明が現代風の「明日のジョー」を探すため立ち上げた、アマチュアのイベントです。
青少年健全育成を主たる目的としており、暴走族をはじめ、不良達の更生の助力となるべく旗揚げしました。以後、年間4～6回の大会を定期的に開催されています。
アウトサイダーは、世間一般で見向きもされなかった不良少年たちに活躍の場を与え、格闘技を通じ更生を促します。
尚、不良のみならず、これまで会社員・医者・弁護士・放送作家といった職業の選手も大会に参加しており、経歴・職歴は問わず一つのルールのもと、リングの上で雌雄を決する格闘技イベントです。
やがては出場者の中から優秀な逸材をみつけ、格闘技界の次代を背負う選手の育成も視野に入れています。
地下格闘技とは？
前田日明が2008年3月に第1回大会を開催したアウトサイダーがきっかけとなり、各地のクラブなどで開催されるようになった（「ジ・アウトサイダー」も地下格闘技に分類されるが、主催者である前田は否定している）。
映画「ファイト・クラブ」のイメージと重なり、、地下格闘技と呼ばれるようになりました。試合形式は総合格闘技であるものが多く、アマチュア大会に分類され、そこからプロを目指そうという選手は少ないです。
また海外などでも、クラブで行われる小規模の格闘技大会を地下格闘技と呼ぶことがあります。
つまり、アウトサイダーとも分類では地下格闘技に分類されるとのことです。
地下格闘技は最強？
地下格闘技は簡単にいうと喧嘩です。
プロの試合だと、テクニックの要素も勝敗に大きく関わってきますが、地下格闘技ではそんなものは関係ありません。
男たちがカッコつけたいだけの理由で本気で殴り合うシンプルな戦いです。
一概には言えませんが、練習をしないで出場する人も少なくなく、親近感が湧くほど弱い選手もたまにいます。
まとめ
今回は地下格闘技についてまとめました。
皆さんが最初に持っていたイメージとは裏腹に、案外普通の格闘技であることがわかりましたね。
チキンなしの本気の殴り合いは男のロマンがあってなかなかかっこいいものではないでしょうか。
また、アウトサイダーや、総合格闘技とも関係が深いことが分かりましたね。
