クレジットカードはとても便利なのですが、いざというときに困ったことはありませんか？
ここではクレジットカード番号について、必要になる場面はどんな時か、急に番号が必要となったとき、カードが無い場合の対処法、実際に行う際に注意する点についてくわしく解説しています。
現金を使わず支払いができとても便利なクレジットカードですが、実際にこまった場合スムーズな対応方法をわかってさえいれば、余計な時間と労力をかけずにすみます。
クレジットカード関連で実際に遭遇した漏えいの被害も実例としてとりあげていますので、どの様な危険性があるのかリアルな情報もご覧いただけます。
クレジットカード番号で困った際の参考にして頂ければ幸いです。
クレジットカードが手元にないけど番号を知りたいのはどんな時？
クレジットカードが手元にない場合、番号を知りたくなる場面はいったいどんなときなんでしょうか、少し考えてみてください。
- スマホのメールに突然知らない決済情報が届いた。
- 使い過ぎているかもしれないのでクレジット決済の内容をいまスグ知りたい。
- 現状の使用限度額を調べたい。
- カードを紛失してしまったかもしれない。
これらの疑問が発生した場合に手元にカード情報がない場合には、クレジット会社に番号を知らせて使用状況を調べてもらう必要があります。ここで注意したいのが、番号を聞いたのが本人だとしてもクレジット番号は”教えてもらえない”ということです。
クレジットカードに関する内容を電話などでカード会社で調べたい場合はクレジットカードの登録情報、カードの所持者本人確認情報が必要となります。
それをふまえたうえで番号は教えてもらえない、不明（ふんしつ扱い）な場合はいかなる場合でも再発行あつかいとなると言う事です。
わたしも以前、高額な買い物をしてしまったあとにどうしても必要な物があらたに発生してしまい、物欲には逆らえず限度額にまだ空きがあるかがしりたくなり、クレジット会社に電話したもののカード番号がわからず苦い思いをした経験があります。
本人のカードなのですから、クレジット会社へ電話して個人情報を開示すればクレジットカードの番号は教えてもらえるとそのころのわたしは勘違いをしていました。
セキュリティー強化の観点から、本人情報を間違いなく開示できたとしても、カード会社からしてみれば何らかの方法で調べてえた情報である場合があります。
ほかにも本人情報をしっていて本人を偽っている場合が懸念されるために、電話などでの対応ではじっさいの人物と確認ができない観点からも簡単に開示はできないというわけです。
この記事をご覧のみなさんには私のような苦労をしないでいいよう、いざというときのためにもクレジットカード番号は手帖などに書いて自分だけが分かるよう目の届く範囲に物理的な保管をしてきましょう。
カード紛失の場合、安価なものであれば基本サインレスで決済可能な場合がほとんどですから悪用しようと思えば簡単に使う事ができてしまいます。
ネット通販が主流な現代ではフィッシングなどでの不正利用がメールで届いた場合、スグに不安を解消するためにも手元にカードがなくてもカード番号はわかるようにしておく必要があります。
クレジットカードを通信端末を利用せず物理的な決済方法で行っていた時代には、カード自体を書面で解る状態にして保存するため、カーボン紙を使用した印刷などで複写伝票をつくり使用するのがあたりまえでした。
いまではみることがなくなった”インプリンタ “という装置で情報を物理的に印刷して使用していたんです。クレジットカードをわたしインプリンタに装着、「ガシャ！」という音とともに装置をスライドさせて複写の完了。
田舎の百貨店などで令和になったいまでも通信端末でカード情報を確認、別途インプリンタを使用して伝票を作成しているところもあるとのこと、正直おどろきです。
また、カード自体を発行せずに決済が可能な「バーチャルカード」というものもあり、個人情報さえあれば、偽装することで決済ができてしまうなどの問題もあります。
使用状況はメールで確認ができたりしますが、使用した覚えのないものなどの情報を調べる際にもカード番号をもとめられますので、やはりカード番号は控える必要が有るといえます。
くれぐれもクレジットカードにおいては本人確認が出来ないような状態にならないように十分に注意しましょう。
自分だけで解決できない問題の場合は、悩まずにまず使用しているカード会社へ相談する事をおすすめします。そのためのアフターサポートがあるわけです。（それが一番確実な方法かもしれません）
クレジットカードが手元にないが番号を知りたい場合の対処法は？
クレジットカードが手元になくても番号を知りたい場合の対処方法については、カードの保管先を知っている第三者に確認してもらえれば番号を確認することは可能です。
ですが、クレジットカードのような他人に知られてはこまる情報の場合、クレジット会社からしてみたら、一番身近な存在である配偶者だったとしてもセキュリティーの問題より本人以外にカード番号を開示することはできなくなっています。
ここでは、
- クレジットカードが手元にないが、限定品購入のためカード番号が知りたい。
- メールにクレジット決済情報がきたが使用した覚えがないためすぐに調べたい。
といった、カードが手元にないときに番号を知りたい場合の対処方法について紹介します。
カード番号のみを調べる方法があるのか理解しておくことで、いざというときの不安解消、事前の対策にも役立ちますのでぜひ最後までごらんください。
さて、はじめに申し上げたとおり手元にカードが無い場合、クレジットカード番号をしらべるには実際のカードで確認するしか知る方法はありません。
カードを持っている本人であろうとクレジットカード番号は不正利用防止の観点からも第三者へはしられないようになっています。クレジット会社からは情報開示できないきまりになっているからなのです。
どうしてなのでしょう。
それは不正利用の危険性があるからにほかなりません。ではカード番号がしられてしまう場面とはどんなときでしょうか。
具体的にどんな場面なのかをここではご紹介します。
- SNSなどの画面上にぐうぜん映りこんでしまった。
- カードを使用するとき、店員に渡したあと処理中に覚えられてしまう。
- カードを使用するとき、店員がカードを持って処理中に番号をひかえられる。
これらの危険性があるため、カード番号の情報は本人といえど開示してもらえないというわけです。
なので、カード番号はIDやパスワードとともに自分でしっかりと管理するようにしましょう。
クレジットカードが手元に無いが番号を知りたい場合は、あらかじめ常時身につけておくものなどにメモり、いつでも取り出せる状態にするしか方法はありません。物理的な方法ですが、それ以外に方法はありません。
それほどクレジットカード番号は他人に知られてはいけない需要な情報ということです。
それもそのはず、個人情報はもちろん、お金の絡むことですから厳重なセキュリティーが必要不可欠と言うわけです。
クレジットカードが手元にないが番号を知りたい場合の対処法を実践する上での注意点
クレジットカード自体を適切に管理する以外にも、実際に対処法を行う場合に注意する点もいくつかありますので紹介しておきます。
まず、第三者に確認してもらう場合は第三者との関係性において信用が重要となります。
信用できる確かな人でない限り悪用されてしまうリスクがあることは理解しておきましょう。
次に、物理的な管理方法以外に、インターネット上で使用する場合には漏えい防止に注意が必要で。漏えい防止には幾つか対策の方法がありますのでしっかりと理解を深めておきましょう。
- カードのオンライン上での認証を行う際には、必ずログアウトにしてから手続きする。
- オートコンプリート機能などを使用してパスワードを記憶させない。
- インターネット利用環境を常に最新の状態にバージョンアップしておきましょう。
近年では、ほとんどのカード会社がオンライン上でクレジットカード決済状況の確認ができるサービスを行っており、気軽に明細をチェックできます。
カード会社のサービス画面にログインして使用しますが、利用後にはしっかりとログアウトしておく必要があります。
パソコンならではの便利な機能であるオートコンプリート機能の活用にも注意が必要です。
パソコンを共有しているのであればもちろんのこと。個人だけで使用していても、外部に情報が流出してしまうリスクがあります。
オートコンプリートはクレジットカード情報を使用する場合には機能を使用できないようにオフにしておくことをおすすめします。
オートコンプリート機能はわたしも便利な機能なので、よく利用していたのですが、カード情報を抜かれてしまう可能性があることを知ってからは、気安く使用しないようにしています。
クレジットカードはカード自体がありますが、スマートフォンが普及した現代ではカードレスクレジットなども出てきています。バーチャルカートと言われるものです。
電子決済をEC上で行うことが前提なので、物理的なカードが不要となり、IDとパスワードのみで疑似カードをネット上に作成、登録する事でクレジット機能を活用できてしまうと言うものです。
このバーチャルカードはＩＤとパスワードが漏れてしまうと、だれでもその人になりきって悪用が出来てしまう為、セキュリティーの観点から危険なカードとも言えるわけです。
実際に、私の家族カードで作成していた情報をもとにしたバーチャルカードの作成と使用がおきて困った経験があり、その際は、メールにきたクレジット使用状況の内容を見覚えが無いため不信におもったことで偽造されたことが判明した経緯があります。
便利さの裏には危険性もはらんでいる事を実際の体験で私は意識を変える事ができました。
とはいえ、ECサイトでの商品購入は増えてきた昨今では様々な場面でログインIDとパスワードを求められる機会がふえているのが現状です。
それぞれのサービス画面においてIDやパスワードオートコンプリート機能を管理しておくのは至難の業ともいえます。クレジット関連でなければオートコンプリート機能は大変便利なのきのうですので、全てにおいて使用を禁止する必要はないと個人的には思います。
これら以外に、ウイルス対策も重要です。ウイルス対策ソフトを導入してこまめに行進を行い最新の状態にしておくことも漏えい防止につながります。
ウイルス対策ソフトにおいても時代がかわり、以前のように専用のソフトを導入しなくとも、大手のOSなどでは内蔵されているウイルス対策ソフトのレベルが上昇したことで、新たに対策ソフトを導入せずとも安心に使用出来るものも出てきています。
ウイルス対策ソフトに関しては、それぞれ意見や安全対策としての考え方も違いますので、しっかりと調べてから使用するかしないか判断されるといいかも知れません。
まとめ
クレジットカードが手元にない場合に番号を知りたいときに行うべき内容をご紹介してきました。
- クレジットカードが手元にないけど番号を知りたい場合カードで確認するしか手段はない。
- クレジットカードが手元にないが番号を知りたい場合の対処法は事前に控えておく。
- クレジットカードが手元にないが番号を知りたい場合の対処法を実践する上では漏えいに注意
これらの情報がわかりました。
ここで知った内容はあくまでも一般的な情報であり、カード会社によってはすこし表現方法が違う場合もあるかもしれません。
但し、クレジットカード番号に関しては、全てのクレジットカード企業が共通で再発行の手続きをすすめられますし、それ以外の方法がないのが実情です。
重要なのは、ご自身のクレジットカードについて理解をふかめる意味からも、お手持ちのカード会社へそれぞれ一度問い合わせて頂き、詳しい内容の説明および資料などを請求したうえで、中身をしっかりと確かめておくということです。
いざ、というとき困らないよう事前にクレジットカードに対してしっかり理解を深めておきましょう。
ここでご案内した内容が、ご覧頂きましたみなさまのお役に立てれば幸いです。
この度は、長文を最後までご覧いただき誠に有難うございました。
