今や私たちの生活に欠かせないスマホ。
どこへ行くにも必ず持って出かけますよね。
最近は現金を使わず、スマホでタッチ決済を利用している方も多いのでは?
ますます手放せないものになっていて、急に壊れたら本当に困ってしまいますよね。
そんなスマホですが、今お使いの端末はどのくらいの期間使用していますか?
使用感やサイズが気に入ったスマホは長く使い続けたいのですが、突然壊れてしまっては困りますよね。
スマホに寿命はあるのでしょうか。
スマホの寿命や長持ちさせる方法、長く使用する場合の注意点について見ていきましょう。
スマホを10年使うのはアリ?寿命は?
あなたのスマホは最新機種ですか?
「常に最新機種を持ちたい!」という流行に敏感な方もいるかと思います。
最新機種は欲しいですが、スマホ端末の値段は年々上がっていますよね。2022年9月に発売されたiPhone14は11万9800円~という価格で、頻繁に最新機種に買い替えるのは難しく感じます。
スマホを買い替える頻度や価値観は人により異なりますね。使い慣れたスマホは買い替えずに長く使い続けたいと思う方がいる一方で、他社へ乗り換えると通話料が安くなるキャンペーンなどを利用して、2年に1度買い替えている方も。
また、最低限のLINEや通話をするだけだから、壊れる限界まで使いたいという方もいます。
内閣府が発表した「消費者動向調査」によると、携帯電話の平均使用年数は、2021年3月時点で4. 3年となっていて、4〜5年程度使用していることがわかります。
なかには1年毎に買い替えたり、5年以上使用している方もいるかもしれませんね。
ではスマホの寿命は何年ぐらいなのでしょうか。
実は、スマホ本体の平均寿命は4〜5年、バッテリーの寿命は1年半〜2年程と言われています。
本体の寿命は「消費者動向調査」での平均使用年数とあまり差はないですが、バッテリーの寿命が思ったより短く感じますね。
4年間同じスマホを使い続けると、最低でも1回はバッテリー交換が必要です。
バッテリー交換をしようと思ってもお金がかかることがあるので、新しいスマホに買い替えた方がお得な場合もありますね。
スマホを10年使うために。長持ちさせる方法は?
気に入ったスマホをできるだけ長く使うために、長持ちさせる方法はあるのでしょうか?
いくつかの方法をご紹介します。
・熱くなる状況下に置かない
炎天下で使用したり、夏場に車の中に放置しているとスマホが熱くなりませんか?
「スマホ熱中症」と言われるこの現象は、ひどい場合はスマホの動作不良や変形、バッテリーが弱るなど故障の原因になってしまいます。
また、スマホは炎天下などの外的要因だけではなく、どのように使っているかによっても熱くなることがあります。
カメラをずっと起動していると同じように熱くなることがありますよね。
その他、モバイルバッテリーで充電しながら鞄に入れておくと高温になってしまいます。
熱くなってしまった場合は冷やす必要がありますが、すぐに冷やしたいからといって保冷剤や冷蔵庫で冷やすと危険です。急激に冷やすと内部が結露状態になるので、逆に故障の原因になってしまいます。
風を当てて冷やしたり、しばらく電源を落として発熱しない状態にしましょう。
裏で動いてるアプリがあれば、不要なものは落とすと負荷が抑えられますね。
・充電しながら動画視聴やゲームをしない
これはスマホユーザーのほぼ全員に経験があると思いますが、充電をしながら動画を見たりゲームをすることはNG。
もしかしたら、ダメなことだと知らずにやってしまってる可能性もありますね。
充電ケーブルに差している時は充電中、ゲームをしている時は放電中で、これを同時にしてしまうとバッテリーが弱る原因になります。
動画視聴やゲームをしていると、気付いたら充電が少なくなっていますよね。
ゲーム中だと中断するのは難しいかもしれませんが、充電中はスマホを触らないようにしたいですね。
充電は違う部屋でしかできないなど、決まりを作るのもいいと思います。
・スマホの設定を見直す
スマホを長持ちさせるには、スマホを使う時間を短くするのが1番です。でも、急にスマホ利用を短くするのは難しいですよね。
そこで、これまで通り使うために「省電力モード 」に設定することをおすすめします。
XperiaならSTAMINAモード、iPhoneなら低電力モードがありますね。充電を長持ちさせる設定ですが、バッテリーを極力使わないようにするので、少しでも寿命を伸ばすことができます。
その他、WifiやBluetoothの設定も確認しましょう。
自宅では基本的にWifiを使う家庭が多いと思いますが、外に出ると自宅のWifiは切れますよね。
そうすると、Wifiスポットを常に検索している状態になってバッテリーを消耗してしまいます。
Bluetoothも接続先を検索してしまうので、自動接続にしない設定にしておくといいですね。
自動ロックの時間を短めに設定しておくのもおすすめです。
スマホを長持ちさせるポイントは、とにかくバッテリーを消耗しないこと。 これを意識して使用しましょう。
スマホを10年使う場合の注意点は?
スマホを長く使い続ける場合は注意点もいくつかあるのでご紹介します。
・データが破損する
写真や動画などが破損して、表示されなくなります。データを記録するハードディスクが寿命になっているケースですね。
恋人との付き合いたての頃の写真、子どもが生まれて間もない頃の写真や動画、たまに振り返って見たくなりませんか?
でも、データが破損してしまうとそのようなデータも見れなくなるかもしれません。
・突然壊れてデータが消失する
そもそもスマホの電源が落ちてしまい電源長押ししても反応がなく、使えなくなることがあります。
スマホを充電をすれば復活する場合もありますが、多くの場合はそのまま使えなくなってすべてのデータが消えてしまいますよ。
連絡もつかなくなってしまうので、その日の内に新しいスマホを買いに行くことに。
買いに行っても、バックアップデータがなければ初期設定なども大変ですね。
・充電が切れて緊急時に連絡できない
「さっき満タンに充電したはずなのに、もう少なくなった」と思ったことはありませんか?
以前よりも充電がもたなくなっている場合はバッテリーが弱っています。
外出時に、例えば救急車を呼びたくても、電源が落ちてしまったスマホでは役に立ちませんね。
だからといって、充電しすぎるのもスマホにとってよくありません。「過充電」といい、バッテリーに悪影響があります。
100%以上にはならないので、充電がたまったら充電ケーブルから抜いておきましょう。
寝る時に充電すると朝まで差しっぱなしになるので気を付けてくださいね。
最近は自宅の固定電話を契約しない家庭も多いので、職場からの大事な連絡や子どものお迎えの連絡などもスマホにかかってきますよね。
スマホが急に壊れて使えなくなってしまうと困ってしまいます。
スマホの動作がおかしくなってきたら、買い替えを検討する時です。具体的には以下のような状態になります。
・再起動を繰り返す
・動作が遅い
・アプリが強制的に落ちる
・充電の間隔が狭まる
・音声が聞こえない
バッテリーの交換など、修理でよくなる場合もありますが、修理費用がかかることもありますよね。
スマホを長く使っていると、交換端末や部品の供給がなくなって、そもそも修理ができなくなってしまうことも考えられます。
買い替えサインが出始めたら買い替えを検討しましょう。
また、突然使えなくなる危険性が高いので、データのバックアップを取っておくことも大事です。
データは端末ではなくクラウド上に保存するか、microSDカードに直接保存することもできます。
費用面が心配で買い替えをためらっている場合は、他社への乗り換えを検討するのもいいですね。
ポイント還元などで、とてもお得にスマホを使用する方法もありますよ。
まとめ
年々、スマホの性能はよくなってはいますが、本体の寿命は4〜5年、バッテリーは1年半〜2年で寿命がきてしまいます。
スマホをできるだけ長く使うためには、寿命が短いバッテリーをとにかく使わないこと。
「これはバッテリーにとってよくないかも?」と考えながら使用するといいですね。
長く使えた場合でも、OSやアプリのアップデートなどで動作が遅くなったり、突然プツッと電源が落ちて起動しなくなることもあります。
買い替えサインが出てきたら、新しい端末を購入することを検討しましょう。
この機会に格安スマホに乗り換えるのもおすすめですよ。