インターネットを利用して、Webサイトやアカウントの登録に個人情報を入力したり、商品の購入や支払いができるオンライン決済が当たり前になってきています。
その反面、ネット詐欺による金銭被害、個人情報漏洩や不正利用などが多発しており、ユーザーがトラブルや犯罪に巻き込まれる危険性が高まっています。
ネットで閲覧していると見覚えのないメッセージや広告が表示され、誤って押してしまって悪質なサイトに入ってしまった方も多いのではないでしょうか。
見るからに怪しいサイトであればアクセスすることはありませんが、中には自然に疑うことなく誘導したり、人の心理を逆手にとってアクセスさせるサイトもあります。
安心セキュリティは偽サイトや危険なサイトを事前に検出してユーザーに知らせてくれます。
その際、私たちにできることはあるのでしょうか。
さて今回は、危険なサイトが検出された時の対処法や注意点、その他のセキュリティ対策を紹介します。
安心セキュリティで危険なサイトが検出された時の対処法
サイトを見ようとして通知で検出された場合はすぐにブラウザバックすれば問題ありません。
安心セキュリティ以外の通知や感染の対応を促す指示が表示されても無視して違うサイトにアクセスしないようにします。
流れで進めてしまうとトラブルに巻き込まれたり、ウイルス感染が起こる可能性があります。
また、検出された時のサイトの履歴もクリックやアクセスはせず消しておいてもよいでしょう。
基本的に危険な可能性があるとわかれば、個人情報の入力ややり取りをしないようにしてください。
入力しないと個人情報が漏れます、など確証もないことを言われても気にすることはないです。
安心セキュリティで危険なサイトが検出された時の対処法のコツ
今まで見ていた全く安全なサイトが検出されたり、開いたことのないサイトが通知されたりする場合があります。
セキュリティ側がそこまで危険ではないが念のため通知したり、一部が引っかかっている場合もあります。
触らないようにしていても無視しづらいことや不安があれば、自分だけで解決しようとせず、サポートセンターや問い合わせを利用しましょう。
安全が保障されれば、サイトの制限を解除したり安心して閲覧できるので詳しい方に尋ねてみましょう。
安心セキュリティで危険なサイトが検出された時の対処法を行う上での注意点
まずは余計な操作をしないように落ち着いて確認しましょう。
「個人情報を入力しないと支払いが発生します」「ウイルス感染の恐れがあるので次のリンクにアクセスしてください」などと表示されることがあります。
一見、親切なお知らせに見えて人の心理を利用し上手く誘導する手口が多いです。いきなり違うサイトに飛ばされたり警告表示されると焦ってしまったり、どうにかしようととりあえず進めてしまうのはかえって危険です。
すぐに対応するに越したことはないですが、相手の思惑通りにならないためにも冷静に対処しましょう。
安心セキュリティで危険なサイトが検出された時の対処法以外のセキュリティ対策1
怪しいサイトにはアクセスしないように心がけます。
危険そうな雰囲気が出てるサイトの特徴としては、自動的に次々とサイトが切り替わったり飛ばされたり、文字化けや広告が多く何回も表示されるサイトは注意しましょう。
警告メッセージや他サイト・リンクへの誘導などあからさまなものもあります。
他にも、どのサイトでも開くとアドレスバーのURLの横に「鍵のマーク」がついているのか確認しましょう。
この鍵マークがあるとアクセスしているサイトが認証局に認められている正当なサイトということを意味します。
ついでにブラウザのアドレスが「https」で始まっているか見ましょう。
これはサイトにブラウザとサーバー間の通信を暗号化して、安全に情報を送受信するSSL/TSLという仕組みが使用されています。
「http」で始まる、よく見ないと判別しにくいアドレスがあるので、リスクを伴う可能性があるため気を付けましょう。
必ずどれかに当てはまるとは限りませんが、自己防衛としてどんなサイトが怪しいのか知識として見分け方を知っていると自分自身がセキュリティになります。
安心セキュリティで危険なサイトが検出された時の対処法以外のセキュリティ対策2
安全性の高いパスワード設定と管理を行います。
名前や生年月日をそのまま使用した単純で短いパスワードは誰かに推測されやすくなります。
違うパスワードを何個も使い分けるのが面倒だから、複数の設定で同じパスワードにして使いまわすのも要注意です。
例えば、文字数を増やしたりよく使用されるローマ字や数字以外の記号を入れたり、小文字と大文字を混ぜるだけで安全性は変わってきます。
パスワード設定時に、打ち込んだパスワードの安全性が高いかどうか判別してくれる機能が増えているので、その際には安全性のあるパスワードを設定しましょう。
定期的に変更するのもおすすめです。
また、設定したパスワードは他人に知られないように保管しておきましょう。
普段から持ち歩いたり取り出すメモ帳やノートに書くのは控えて、自宅に記載したものは置いておくようにします。
付箋に書いてテーブルや手の届きやすいところに貼ったりメモするのは自分も他人も見やすくなってしまいトラブルの原因になりやすいです。
安心セキュリティで危険なサイトが検出された時の対処法以外のセキュリティ対策3
フィルタリングサービスを利用します。
フィルタリングサービスとは、有害・不適切なサイトやアプリの利用やアクセスを制限できるサービスです。
有料サイトや詐欺サイト、ウイルスサイトへの誘導や違法コンテンツなど有害と思われるサイトは様々で、閲覧できないように制限することができます。
小学校でパソコンを利用するときにクリックしたら制限されていると表示され閲覧できなかった経験があったのではないでしょうか。
フィルタリング機能がついているセキュリティソフトもありますが、プロバイダが提供しているフィルタリングサービスがよく利用されています。
サービスを利用する場合は有料である場合もあるため、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
まとめ
今回は、安心セキュリティで危険なサイトが検出された時の対処法や注意点、その他のセキュリティ対策を紹介しました。
危険なサイトを回避するにはセキュリティサービスを利用するのが最も効果的と言えますが、普段から使っているパソコンのセキュリティ強化は必要です。
危険な雰囲気が出ているサイトを閲覧してしまったり、警告表示が出てきたときは焦らずに消して戻るようにしましょう。
指示されたからと言って進めたり、個人情報を入力することだけはないようにしてください。個人情報を登録する前にそのサイトが信頼できるのか判断するのも大切です。
その場面では無視してウイルス感染など気になることがあれば専門の方に相談しましょう。
セキュリティ関連に任せるのも重要ですが、知っているだけで事前に防げたり事態が深刻にならないよう早急に対処できます。
インターネットは便利ですが危険なサイトにも繋がっていると認識し、騙されないように対策していきましょう。
