写真に収める?納める?治める?正しい漢字は何?書く場合の注意点も

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「おさめる」と読む漢字はいくつかありますよね。

漢字変換をすると「収める・納める・治める」などの候補がでてきます。

この場合はどの漢字を使うのが正しいんだろう?と疑問に感じたことはありませんか?

パソコンで漢字変換すると、候補と一緒に使い方の例文が出てきますが、この例文の中にないものはよく分からず、ひらがなで表記してしまいます。

「この瞬間を写真におさめたい!」という場合の「おさめる」はどの漢字なのか、例文がないのでよく分かりませんでした。

そこで、「おさめる」と読むいくつかの漢字の意味と使い方について調べてみました。

写真に収める?納める?治める?正しい漢字は?

「写真におさめる」という場合はどの漢字が正しいのでしょうか。調べてみると「収める」が正しいことが分かりました。

それぞれの漢字の意味を見ていきましょう。

収める

1.ある一定の範囲にきちんと入れる

2.金や物などを受け取り自分のものにする

3.記録に残す

収容とは、ある施設に人を収め入れることを指します。収集・収益は自分のものにする、収録は記録に残すという意味ですね。

「写真におさめる」は、「ある一定の範囲にきちんと入れる」という意味から、「収める」と書きます。

納める

1.渡すべき人へ金や物などを渡す

2.物事を終わりとする

納品、納税という言葉がありますが、お客様へ商品を渡したり、税金を支払うということを指しますね。

また、年末には仕事納めという言葉を聞きますよね。普段からしていることに対して「〇〇納め」と言ったことはないでしょうか。

カラオケが好きな方なら、「今日で歌い納め」といった感じで、物事の終わりを表しています。

治める

1.乱れているものを落ち着かせる

2.支配する、まとめる

痛みが穏やかになることを「痛みが治まる」といいますが、「乱れているものを落ち着かせる」という意味からきています。

統治とは支配してまとめること。

日本は法治国家で、国家の権力が法に基づいて行使されるので、法に支配されているといえますね。

これらの漢字の意味から考えると、「写真におさめる」は、写真という一定の範囲の中に入れるということなので、「収める」という漢字を使うのが正しいです。

「写真に収める」を書く場合の注意点は?

「写真におさまる」という言葉も聞いたことがありますよね。

「写真に収める」はこの漢字であることが分かりましたが、「写真におさまる」という場合は同じ漢字でいいのでしょうか。

実は、「写真におさまる」の漢字は、「納まる」を使うのが正しいです。

「納まる」は、ある一定の範囲にきちんと「入る」という意味です。「収める」は、きちんと「入れる」という意味でしたよね。

「大量の本が本棚に納まる(入る)」のように使うので、この意味から考えると、「写真に納まる」という表記になります。

同じ「写真を撮る」という場面でも、写真を「撮る人」なのか、「撮られる人」なのか、立場によって使う漢字が異なりますね。

カメラマンは「写真に収める」、被写体は「写真に納まる」となりますので、注意して使い分けましょう。

「写真に収める」を使用する場合の例文は?

では、「写真に収める」を使った例文をいくつかご紹介します。

・この貴重な瞬間を写真に収めよう。

・何度も挑戦して流れ星を写真に収めた。

・写真に収めた恋人を眺める。

・集合写真を収めるのが私の仕事です。

・思わず写真に収めたくなった。

・写真にお収めになりますか?

・お客様を写真にお収めする。

「写真を撮る」と同じ意味ですが、より丁寧な表現になりますね。

お仕事などでは、「写真を撮る」より「写真に収める」の方が合う場面もあるかもしれませんね。ぜひ使ってみてください。

「写真に収める」を丁寧語で言うとどうなる?

「写真に収める」を丁寧語で言うと、「写真に収めます」となります。

尊敬語では「写真をお収めになる」、謙譲語では「お収めする」ですね。

「お収めになられる」や、「お収めさせていただく」というと、より丁寧な言い方に聞こえますよね。

でも、これは「二重敬語」となりマナー違反の言葉です。

「敬語で話さなきゃ」と思うあまり、つい言ってしまいそうになりますので気を付けましょう。

また、結婚式などで、「お二人の幸せなお姿を写真にお収めください」という司会者の言葉を聞いたことはありませんか?

「お収めください」は尊敬語なので、目上の方や取引先の相手、お客様へ向けた言い方です。

同じ読み方で、「お納めください」という言葉もありますよね。こちらも尊敬語で、目上の方や取引先の相手に向けて、お金や物を受け取ってほしいときに使います。

「写真に収める」では尊敬語や謙譲語はあまり使う機会がないので、丁寧語の「写真に収めます」を使うのが一般的ですね。

「写真に収める」を漢字で書くとどうなる?

「写真におさめる」は漢字で「収める」と書くことが分かりました。

他の言葉で言い換えるとどんな言葉があるのでしょうか。

「写真に収める」の類義語には、「撮影する・撮る・写す・とらえる・カメラに収める・シャッターを切る」などがあります。

いずれも、カメラで写真を撮るということに関連した言葉ですね。

「写真に収める」を英語で書くとどうなる?

「写真に収める」を英語で書くときに、英単語が思いつかない方も多いのではないでしょうか。

「収める」という英単語はありますが、「写真に収める」という意味では使われません。

英語では「写真に収める」とは言わず、「写真を撮る」と表現しますので、以下の2つの英語を使って書きましょう。

take a picture

photograph

2つとも「写真を撮る」という意味です。

中学で習った英語ですよね。

実際に使う場合の例文を見ていきましょう。

例文

take a picture

I took some pictures of birds.

鳥を何枚か写真に収めた。

I want to take a picture of Mt.Fuji.

富士山を写真に収めたい。

Take pictures of the anniversary party.

創立記念パーティーの様子を写真に収める。

photograph

I shot a photograph with the camera.

私はそのカメラで写真を撮った。

I don’t like being photographed.

私は写真をとられるのが嫌いです。

photographは、photoと略して写真という意味で使われますよね。

pictureは絵、写真、絵画、映像などの意味があります。photographの名詞は写真という意味、動詞で使う場合は写真を撮るという意味で使われます。

photographの方が、「写真を撮る」といった限定的な意味があり、よりフォーマルな表現です。

また、photographから派生したphotographyは「写真撮影」という意味がありますが、「写真に収める」とは少し意味が異なりますね。

photography

I am interested in the art of photography.

私は写真撮影の技術に興味がある。

「写真に収める」は、日本独自の表現ですね。英語に訳すときは、日本語でシンプルに言い換えた言葉を考えると、どの英単語を使うか迷わないですよ。

まとめ

「写真におさめる」の漢字表記は「収める」ということが分かりましたね。

「おさめる」と読む漢字はいくつかありますが、それぞれ意味を考えるとどんな場面で使うかが分かりやすくなります。

写真を撮る側は「収める」、撮られる側は「納まる」と漢字が異なるので注意が必要です。

また、英語ではシンプルに「写真を撮る」と考えて、「take a picture」を使えば問題ありません。

「photograph」は「take a picture」より堅い言い方なので、場面によって使い分けられるといいですね。

「写真に収める」は「写真を撮る」より丁寧な言い方に聞こえます。

大切なものを写真に撮るときに「写真に収める」と使ってみてはいかがでしょうか。

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