みなさんは仕事でミスをしてしまって怒られたり、自分を責めてしまったりしてなかなか立ち直れなくなってしまった経験はありませんか?
考え方がポジティブな方だったり、社交的な方だとすぐに立ち直れたりすることも多いと思うのですが、中にはミスをしたことをずっと引きずってしまい、なかなか立ち直れない方も多いのではないでしょうか。
ずっと暗い気持ちで仕事を続けると、気分が後ろ向きになるだけでなく、ミスを再発してしまう可能性もあるため、できることならなるべく早く立ち直りたいと考えている方は多いと思います。
この記事では「仕事で大きな失敗をしても立ち直る方法」について解説していきます。
是非、最後までお付き合いいただければ幸いです。
仕事で大失敗して立ち直れなくなってしまうメカニズム
仕事などで大きな失敗をしてしまい、なかなか立ち直ることができないことも多いと思います。
そういった場合に多いのが、「気持ちの切り替えが遅くなってしまっていて悲観的な感情が流れ続けてしまうパターン」です。
そういった場合はなにか仕事から離れた趣味をしたり、一時的に失敗から考えを離したりしてリフレッシュすることが必要になってきます。
中には「失敗してしまった時は活力が無くなってしまう」「今は何もしたくない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、こういった場合は「自分なんか…」と殻に閉じこもっている方が悪手です。
失敗をしてしまった時こそ、心が不安になったときに分泌されるノルアドレナリンを消費するためにも、とにかく行動を起こすことが重要になると言えるでしょう。
ここからはオススメの立ち直り方・リフレッシュ方法について解説していきます。
仕事で大失敗し立ち直れない場合の対処法1
最初は失敗に対する意識を改め、前向きに考えることで、メンタル面の回復に努めましょう。
この対処法のポイントは「失敗は誰にでもある、成功のための投資だと考えること」で、失敗を前向きに受け止めることです。
これによってマイナスな考えから脱却し、明るく前向きに次の仕事に向かうことが可能になります。
また、責任を感じすぎないようにするのもポイントです。
技術面の不足、現場の人員不足など失敗の要因には様々なものが考えられます。
そういった要因全てを自分の責任にしてしまうと、さらに自分自身を苦しめてしまうことに繋がり、暗い気分がずっと続いてしまうでしょう。
よって、「誰かほかの人にも責任があるのでは?」「そもそもやり方がまずかったのでは?」と口に出さないように心のなかで考えるようにしておくのも必要だと言えます。
仕事で大失敗し立ち直れない場合の対処法2
次に、実際に仕事から離れて気分をリフレッシュすることで後腐れなく次の仕事へ向かうことができる対処法を紹介いたします。
この対処法のポイントは「仕事や失敗のことを忘れて、自分の趣味や夢中になれることに取り組むこと」です。
ゲームや読書の他にも美味しい食べ物を食べたり、旅行に行ったりするのも良いでしょう。
とにかく、自分の好きなこと・物に全力で向き合って失敗のことを忘れましょう。
また、家族や恋人と遊びに出かけたり、話を聞いてもらうのもアリです。
何気ない会話をするだけでも気分が楽になるうえに、仕事についてのアドバイスが貰える可能性もあります。
このように、趣味やお出かけをすることによってマイナスな気分から明るい話題に持っていくことができると言えるでしょう。
仕事で大失敗し立ち直れない場合の対処法3
最後の対処法はズバリ、「転職について考える」です。
あまりにもミスが続いたり、上司や同僚と合わない場合も多いと思います。
周りに自分の過去について知っている人がいない場合やプレッシャーが少ない場合の方が仕事に集中しやすいという方も多いのではないでしょうか。
実際、「上司が嫌な人でよく自分に責任転嫁してくる」「失敗の規模が大きすぎて職場にいづらい」と思っている方も多いと思います。
そういった場合は思い切って環境を変えてみましょう。
環境を変えることによって気分の向上だけでなく、ミスの削減にも繋がる可能性もあるので、良い影響も多いと言えるでしょう。
また、今の仕事が自分に合っていなかったり、周りに流されて嫌々仕事を続けている方もいると思います。
そのような場合も、自分のしたい仕事や憧れている業界に向けて転職活動をしてみてはいかがでしょうか。
仕事で大失敗し立ち直れない場合の対処法を実践する上での注意点
対処法を実践するうえでの注意点も存在します。
それは、「最初にミスをしたことへの謝罪、上司への相談などを済ませたうえで、上記の対処法を実践するようにしなければならない」という点です。
仕事相手へ謝罪する場合は相手がいる場所にこちらから赴いて謝罪し、上司へ報告する際は、包み隠さず起きたことをそのまま報告するようにしないといけません。
同じミスを繰り返さないようにするためにも、相手への謝罪と上司への報告・相談は忘れないようにしましょう。
同じミスを繰り返さないためにすること
ミスを削減するためにも、担当業務の全体像を事前に確認するようにしましょう。
最初に見通しを持っておくことで、自分の仕事の領域や他人の仕事の領域、ミスがあった際の責任の所在などが見えてきます。
余裕を持って仕事をするためにも、最初は全体像の確認から取り組んでみてはいかがでしょうか。
また、仕事終了時に自分なりに振り返りを行ったり、同じ失敗をしないようにチェックシートを作ったりして同じ失敗を繰り返さないようするのも工夫の一つです。
決まった時間に振り返りを行うことで自分を客観的に見ることができるので、ミスをした際の自分の立ち回り方の良し悪しや、責任の所在などが分かりやすくなります。
仕事での立ち回りを良くしていくためにも、日々の振り返りを欠かさないようにしましょう。
チェックシートを作っておくと、仕事終了後に確認するべき項目が一目でわかるので、事前にミスを発見しやすくなります。
ビジネスパーソンで成功している方の多くは、日々の振り返りと立ち回りの確認を日常的に行っていると言われております。
周りに迷惑をかけないためにも、何度も同じ失敗をしないように自分なりの工夫をしてから、失敗から離れるようにしましょう。
まとめ
この記事では「仕事で失敗してしまった時に立ち直る方法」について解説してきました。
仕事をしていると誰でも失敗をしてしまうものです。
失敗からすぐに立ち直ることができればいいのですが、失敗の規模によってはなかなか立ち直ることができない場合も多いのではないでしょうか。
そんな時は是非、「メンタル面の回復やリフレッシュ」に徹するようにしてみましょう。
実際、仕事をしていると失敗をしてもしなくてもストレスが溜まっていくことの方が多いと思います。
日ごろたまったストレスを発散する機会だと思って、たまには仕事から離れる時間を作ってみてはいかがでしょうか。
また、どうしても周囲の環境が自分に合わないと感じたり、上司や同僚とウマが合わなかったり、仕事内容が自分に合わないと感じる時もあると思います。
そういった際は、思い切って転職を考えて、憧れている職種や業界を目指してみるのも良いでしょう。
自分の人生に後悔を残さないためにも、自分の気持ちとしっかりと向き合って日々の仕事をこなすようにしましょう。