Twitterアカウントのフォロワー分析などが可能なアプリである「えごったー」
「便利そうだけど、本当に安全に使えるの?」
そんな心配をするかもしれません。
「えごったー」を検索すると、関連キーワードには「えごったー危ない」「えごったー怖い」などと、物騒な言葉が並びます。
これを見てしまうと「えごったー」に警戒心をもってしまいますよね。
果たして「えごったー」は使用を控えるべきアプリなのでしょうか。
そこで「えごったー」に関する情報をまとめてみました。
目次
(1)えごったーは気持ち悪い?
(2)えごったーは危ない?
(3)えごったーで乗っ取りに遭うことはある?
(4)えごったーは怖い?
(5)えごったーはバレる?フォロワーに分かってしまう?
(6)えごったーの仲良しランキングとは?メリットとデメリットは?
(7)えごったーをやめる方法は?
(8)えごったーに勝手にDMが送られることはある?
(9)まとめ
えごったーは気持ち悪い?
「えごったー」をGoogleで検索すると、「えごったー 気持ち悪い」という関連ワードが表示されます。
「えごったー」が気持ち悪いとはどういうことでしょうか?
そもそも「えごったー」はTwitterアカウントの分析アプリであり、代表的な機能は、以下のようなものです。
・片思いフォロー(自分が相手をフォローしているのに、相手がフォローバックしてくれない相手の数を管理できる)
・フォロワーの確認(自身のフォロワー数の増減を分析できる)
・仲良しランキング(交流頻度の高いユーザーをランキングで表示できる)
・リムられ通知(自分のフォローをはずしたユーザーを通知し、表示する)
・ミュート通知(自分をミュートしている人数を集計し、通知する。)
・ブロック通知(自分をブロックしている、もしくはしているかもしれないユーザーを集計し、通知する)
などがあり、他にも多数の機能を備えています。
Twitterをはじめると、そのなかでの交友関係が、どんどん気になっていく人も多いかと思います。
そんなときに、自分のTwitter内での交友関係を分析するのに「えごったー」は便利なのかもしれません。
そんな「えごったー」が、気持ち悪いと検索される理由ですが、以下のようなことが考えられます。
それは「えごったー」はパスワード認証がないため、他の人のアカウントを入力すると、その人のアカウントを分析することができてしまうことです。
自分が自身のアカウントを分析するのは、もちろん問題ないでしょう。
しかし、もしかしたら自分のアカウントを、他の人が勝手に分析しているかもしれない。
そう思うと、確かに気持ち悪いかもしれませんね。
「えごったー」を使用してれば、他の人が自分のアカウントを検索した場合、通知が届くようです。
しかし、どうして相手が自分のことを調べたのか、分からないことが大半でしょう。
そんな通知を受け取ると、不安な気持ちになりますよね。
えごったーは危ない?
「えごったーは危ない?」と検索される理由に「Twitterスパム」の存在があるようです。
「Twitterスパム」とは「Twitterの鍵付きを覗くツールがあるって知ってた?」など、思わずクリックしてしまうような文言を表示し、クリックすると意図しないURLを自動ツイートさせるものです。
そして、最終的には自動で「えごったー」などのアプリが表示されます。
これだと「えごったー」が仕掛けたものだと考えてしまいますよね。
この点で言えば「えごったー」はむしろ被害者といえるかもしれません。
怪しいスパムがきたけど「えごったー」を解除したから安心。
というわけではなさそうです。
この「Twitterスパム」に対して「えごったー」の公式アカウントがコメントをしいてたので、以下に載せておきます。
えごったーで乗っ取りに遭うことはある?
Twitterのアカウントが乗っ取られる、それはTwitterを利用している全ての人に起こりえるリスクです。
Twitterのアカウントが乗っ取られると、以下のようなことが起こります。
・勝手にツイートされる
・勝手にフォローされる
・勝手にダイレクトメッセージが送信される
・フォロワーに被害が拡大する
恐ろしいのは、自分のフォロワーにまで被害が及んでしまうことですよね。
そして、乗っ取りには2つのパターンがあります。
1つ目は、アカウント情報を窃取されて不正ログインされることです。
Twitterのアカウント認証は二要素認証の機能がありますが、これを設定していないと、
初期状態ではメールアドレスとパスワードのみでログインが可能です。
その情報が漏えいしたり、攻撃によって破られてしまうと、被害にあったアカウントは乗っ取られてしまいます。
2つ目は、アプリ連携による乗っ取りです。
相性診断や性格診断などのアプリであると宣伝をして、そのアプリとTwitterを連携させる時に権限を与え過ぎたことによって起きる被害です。
アカウント自体が乗っ取られるわけではありませんが、かってにツイートをされてしまえば、それは乗っ取られているのと変わりません。
この被害は非常に多いそうです。
このように、自分の意志とは無関係にツイッターが操作されてしまう、乗っ取り被害。
「えごったー」を使用すると、この乗っ取り被害にあってしまうのでしょうか。
調べてみたところ、実際に「えごったー」を使用したからアカウントを乗っ取られたという事例は、確認できませんでした。
「えごったー」は現在も使用可能ですので、もしアカウントの乗っ取り被害の温床となっているのであれば、活動を止められているでしょう。
「えごったー」を使用するとフォロワーに通知がいくことがあるらしく、その逆もあるため、自分の意図しない表示がされるの場合があります。
そこで「えごったー」を使用すると、アカウントが乗っ取られるのではないか、と思うことがあるのかもしれません。
また「えごったー」ホームページにあるよくある質問のコーナーに「えごったーは安全ですか?」という項目がありました。
解答は「安全です。TLS/SSLを用いた通信の暗号化により、プライバシーとセキュリティは強固に守られています」引用:えごったーサポート
と答えられています。
この通信の暗号化は、現在多くのインターネトサイトで利用されています。
「えごったー」の情報管理は一般的なセキュリティの基準を、満たしているといえそうです。
えごったーは怖い?
「えごったー」で他の人のアカウントを調べると、調べた相手に通知が届くようです。
調べた側は、何気ない気持ちで調べただけかもしれませんが、調べられた側にしてみれば、一体なにを調べたんだあろう?と不安になってしまいますよね。
また、調べていることが通知されることを知らないと、気づかぬうちに、調べた相手に不信感を与えてしまう可能性があります。
自分がフォローしているのに、フォローしてくれない相手のことなど、気になってつい調べてしまったり。
それを相手に知られてしまえば、今度は怖がられてしまい、お互いの間に壁ができてしまうという結果になりかねません。
手軽に他の人のことを調べられる、この探偵のような機能は、賛否が分かれそうですよね。
えごったーはバレる?フォロワーに分かってしまう?
「えごったー」を使用していると、リムられた(フォローを解除された)り、ブロックされた場合に、その相手を知ることができます。
もちろん、ブロックされているかはTwitter自体の機能でわかります。
しかし、Twitter自体の機能ではフォロワーが減った場合、表示されるフォロワー数が減るだけで、誰がフォローを解除したかまでは、わかりません。
「えごったー」を使用していれば、フォローを解除したアカウントを知ることができます。
ですので、解除した相手が「えごったー」を使用している場合、解除したことを知られてしまう可能性は高いです。
また、お互いが「えごったー」を使用している場合、ミュートにしていることが分かってしまうことがあるようです。
連携ログイン時に、ミュートリストの情報を取得しているためです。
ただし、有料プランに登録して、ユーザー名の2文字が分かる程度のようですので、はっきりと相手に通知されるわけではないみたいです。
えごったーの仲良しランキングとは?メリットとデメリットは?
「えごったー」の機能の一つに「仲良しランキング」というものがあります。
これは「リプライした・リプライされた・いいね」などを分析し、やりとりの多いフォロワーを、ランキング形式で表示してくれる機能です。
無料で利用することができ、見た目はこのような感じです。
この機能のメリットとしては、一目で自分と趣味の似ている相手を把握することができることでしょうか。
また、自分の交友関係を、他の人のにも分かりやすく知ってもらうことができそうです。
この機能のデメリットとしては、意図していないアカウントが表示される可能性があることが考えられます。
企業のアカウントや、キャンペーンに応募している人は、注意が必要かもしれません。
また、あまり頻繁にTwitterを使用していない方は、枠が埋まらずに、寂しくなってしまう可能性も考えられます。
えごったーをやめる方法は?
「えごったー」をやめる場合について、「えごったー」のホームページでは、ログアウトをクリックするよう説明されています。
基本的には無料で「えごったー」を使用する場合、入会や新規登録をするわけではありませんので、使わなければよいという形になるようです。
ただし、ログアウトしても「えごったー」からの通知は届くそうですので、完全に切り離す場合はさらに設定が必要です。
もし、今後は利用する可能性がないのであれば、アプリの連携を解除をしましょう。
連携の解除手順としては。
設定とプライバシー → アカウント →アプリとセッション →連携を解除したいものを選んで解除します。
Twitterをスマホでしているか、パソコンか、また機種によって違いはあるかと思いますが、参考になればと思います。
また「えごったー」では有料の機能を、無料で使用できる期間が設けられています。
無料期間だけで解約する場合は、ログアウトするだけでなく、アプリの連携を解除する必要があるようですので注意が必要です。
えごったーに勝手にDMが送られることはある?
自分のTwitterのアカウントから、勝手に「えごったー」へDMが送られていたという話があるようです。
「えごったー」は企業アカウントですので、向こうからDMが届くことは、もちろんありえます。
しかし、自分が身に覚えがないのに「えごったー」へDMを送っているというのは、何らかの形でTwitterアカウントが操作されている可能性があります。
ただし「えごったー」にDMが送られているからといって、直ちに「えごったー」から悪質な操作があったとなるわけではありません。
他のTwitterスパムの影響により、連携しているアプリや、フォロワーにDMが送られている可能性が高いです。
そういった事象が起きた場合は、自分のフォロワーにも迷惑が掛かることがあるので、すみやかにアカウントを削除することを含めて対応しましょう。
まとめ
なにかとネガティブな検索をされることが多い「えごったー」ですが、10年前からサービスを開始しており、多くの人に利用されています。
「えごったー」の機能自体を不安視する声もあるようですが、Twitterを頻繁に利用する人たちには、便利なアプリとなっているようです。
問題なのは「Twitterスパム」などを拡散させ、さまざまな方法で他人のアカウントを操作しようとする存在がいることです。
もし、ご自身のTwitterが不審な動作をしたときは、Twitterの公式ホームページを参考にして、迅速に対応しましょう。
スパムを拡散させず、フォロワーに迷惑をかけないようにしたいですね。