みなさんは「おえおう」、という言葉を聞いたこと、またはご存知の方はいますか？
ちなみに僕はこの言葉を聞いた時、なんのことやらさっぱりという感じでした。
それって日本語か？、みたいな。
そこから自分なりに調べた結果、これはある有名スポーツ選手の女性スキャンダルで明るみになった言葉だということが判明しました。
もちろん発信源も当人からだということ、そしてその意味や、なぜそのような言葉になったのかなどなど…。
流行語大賞というのが毎年開かれていて注目を集めていますが、この言葉はある意味では流行語だという意見もあり、だからと言ってこの言葉自体はお世辞にもあまりいい意味ではないということ、どちらかと言えばゴシップの要素が強い言葉になります。
調べていくと、偶然が重なってある意味奇跡的にできたことや、その情報が週刊誌に漏洩したために、広まったことなど、その点も踏まえて解説していきたいと思います。
おえおうとは？どういう意味？
そもそも「おえおう」とはどういう意味なのか？
これは意味のある言葉のようで意味のない言葉だということ。
どちらかというと下ネタに属する言葉になります。
男性のチンコを女性が口に入れ、舐めさせる行為を俗に「フェラ」と呼ばれますが、その際男性が女性の頭を手で自分のチンコに押し込む際、吐き気を催すことがあります。
考えただけでも、自分の口に無理やり何かを突っ込まれれば「オエ」、となると思います。
その際の「オエ」、という擬音を捩って「オエオウ」、という言葉が生まれたのですが、一つ疑問なのが、「オウ」、て何？というところです。
実はこの言葉は、女性にラインで送った際に本当は「オエオエ」、と打ち込みたかったのに間違えて「オエオウ」、と打ったのではないか？、という推測がされています。
この件に関しては当人から正式に釈明があったわけではないので、あくまで推測に過ぎません。
ですが、大体そういう想像ができてしまうぐらい、単純な解釈で説明ができてしまうような言葉なので、この意見が一番遊力なのではないかと思います。
かなり卑猥な表現をある意味で、隠語のようなものにたまたま変換したという、当人も意識していない事柄なだけに、ネットサイトでは話題になりました。
もちろん全員が知ってるようなものでもなく、あくまでゴシップネタになってしまったという感じでしょうか。
見方によっては少々、滑稽な感じに見えなくもないですね！
おえおうと言ったのは誰？
さて、この「おえおう」、と発言したのは誰なのか？
それはプロ野球選手で現讀賣巨人軍の内野手、坂本勇人選手になります。
実は坂本選手が一般女性に送信したラインの内容が週刊誌にすっぱ抜かれた形で今回の一件が明るみになりました。
その内容は女性に対して「おえおうさせたい」、と言った内容であり、女性は「あれ苦しいからイヤだ」、とラインで返信しています。
この内容からして大方察しがついた方も多かったのではないでしょうか？
坂本選手といえば、高卒でハズレ一位で巨人に入団すると、メキメキと頭角を表し、不動のレギュラーかつ2022年までは主将も務めていた選手であり、また、巨人の生え抜きとして昨今で言うと捕手の阿部慎之助選手につぎ、２０００本安打も達成した名選手になり、文字通り巨人の顔と言える選手でもあります。
ハズレ一位とは言え、高校時代からすごい選手だったことは間違いなく、スカウトの目の付け所もそうですが、当時の原監督ならびに首脳陣の育成能力もあり、そのポテンシャルを十二分に発揮し、また当時の先輩でもある阿部慎之助選手が自主トレに同行させ、栄養ある食事や練習方、選手としての心構えなどを叩き込んだのもそうですし、期待に応えて結果を出していく本人の力も並大抵のものではなかったはずです。
18でプロ野球の世界に入り、継続して活躍している人はそういないですし、選ばれた選手と言えるでしょう。
またルックスも良く、老若男女問わず幅広い人気もあり、主将にまでなり、後輩の面倒見なども良いと聞きます。
ワールドベースボールクラシックという世界大会がありますが、その試合でも坂本選手は過去に選出されており、野球ファンでなくても一度は聞いたことがある名ではないでしょうか？
そんな坂本選手ですが、2022年の9月に週刊誌に一連のやり取りのライン画像などが流出された形になり、しかもまだシーズン中のこともあり、野球とは違う内容で注目を集めることになります。
その影響が生じたのかどうかは定かではありませんが、主将も若手の岡本和真選手に2023年から変わることになりました。
まぁ若返りも含めても世代交代はどこの世界でも当たり前のことですのでさほど不思議ではないですが、今回のスキャンダルのせいで主将を追われたのかと考えたくもなりますよね。
おえおうはどのような場面で使う言葉？
「おえおう」、はようは「フェラチオ」、のことであり、女性と興じる時に使う言葉という感じがしますが、なんか恥ずかしい気持ちにもなりますし、女性が知ってたらいいですが、知らない人の方が多いんじゃないでしょうか
ですからどのような場面という断定的な言い方はできかねますが、今回のスキャンダルでもラインでのやり取りでしたので、個人的にはラインやメールで使う方が無難なのかなと。
もし使いたいというのであればですが。
おえおうは別の言い方はある？
「おえおう」、はラインの送信時の打ち間違えの説が有力なように、本当は「おえおえ」、と打ちたかったように世間では解釈されていますが、ストレートに言ってしまえば通称「フェラ」、にどうしてもなってしまうのかなと思います。
この言葉自体が広辞苑に載ってるような大層な言葉ではないので、別の言い方云々で議論するような、流行語大賞に載るような言葉でもないので人それぞれで使えばいいのでは？、と思いますね。
付き合っている彼女がいるとしても面と向かってだとなんか言いにくいですし、何より恥ずかしい気持ちになりますよね。
おえおうは方言？
「おえおう」、ハッキリ言えば方言ではないです。
ただ似たような言葉で方言のようなニュアンスで使われている地方も探せばありそうな感じはしますよね。
これはあくまで憶測ですが、坂本選手の出身校は青森県の八戸光星学院高等学校出身で3年間在学していたとのことで、東北でも訛りの強い県ですからだともしかしたら在学中に友人が方言で喋っていた言葉を捩って「おえおう」、と使った可能性も否めなくないという見解もできます。
しかし、当人は大阪の伊丹市出身とのことで基本的には関西弁で喋っていますので、在学中に青森県に染まった感じにも見えないところを見ると、信憑性に乏しいものがありますので、真実は当人が知るといったところでしょうか。
ちなみにこの件に関しては本人から正式に何か発言したという情報もないことからすると、メディアもこれ以上追及するようなことはしないでしょう。
おえおうはいつから使われている言葉？
2022年の9月に週刊誌に報道されたあたりからすると、それ以降になりますね。
でも大っぴらにテレビで使われることはまずないので、ネット界隈で使われているのが大半です。
中にはシーズン中とのことでしたので、相手チームから坂本選手に対して、この件で野次られたということもあり、球場ではチラホラ聞かれた方もいたのではないでしょうか？
応援歌に混じって使ったり、試合後に選手が引き上げていく最中、野次られりしたでしょう。
特に敵地でもある神宮球場は選手が試合後、グランドを抜けてゲートを潜る際に強烈なヤジを飛ばすファンもいたりしますから、選手はたまったもんじゃないでしょう。
その試合でヘマをしたりしたらめちゃくちゃに言われますし、逆に活躍したら褒められたりでまさに天国と地獄という感じですね。
とりわけプロ野球ファンはこういうスキャンダルはずっと覚えているものですから、一度のスキャンダルが身を滅ぼすみたいな、芸能界に通ずるものがあります。
おえおうは一般的に使われている言葉？
「おえおう」、は一般的には使われるような言葉ではないので、今後も使われる頻度は少ないでしょう。
ネット界隈ではなんjという「なんでも実況」なるサイトがあり、プロ野球のゴシップネタももちろんですが、その日の試合状況や、大記録の達成などあらゆるプロ野球の情報が溢れている、下手したら翌日のスポーツ紙を見るよりこっちを見た方がはるかに早いというような存在ですが、こちらのサイトでは「おえおう」は一時期かなり取り上げていましたし、2ちゃんねるなどでも使われていることから、一般の生活では使われることはないでしょうが、一部の野球マニアには使われる可能性は大いにあるでしょう。
僕もプロ野球シーズンになれば、テレビでスポーツニュースなどを見たり聞いたりネットでその日の試合速報なり、監督の試合後インタビューなどを見たりチェックしたりしますが、流石にゴシップネタはスポーツニュースでは報道されないので、
そういうネタを知りたければなんjを見た方が早いという意見もありますね。
まぁ知る人ぞ知るようなネタではありますが、それでもプロ野球を愛しているファンがいるという事実には変わりはないので、「おえおう」は置いておいてこれからもプロ野球を応援していこうと思います。
まとめ
今回の一件で、ある意味有名になってしまった坂本選手ですが、元から有名でしたのでこのスキャンダルはプロ野球ファンのみならず、一般の方も驚いたのではないでしょうか？
僕もプロ野球は好きなので、この件を知った時は非常に驚きました。
ただ坂本選手はかなりモテるだろうなというのは容易に想像つきますし、お金もある、地位も名誉もある、ルックスがいい、と三拍子揃った人なだけに、誰もが憧れの眼差しで球場で見てたファンもいたでしょう。
今回の女性もそういうところに惹かれたかどうかはわかりませんが、ゼロではなかったのではないかと思います。
完璧人間なんて1人もいないですし、変わった趣向が好きな人はたくさんいるでしょう。
しかしこうやってメディアに発信されるぐらい有名な方はプライベート管理も大変でしょうし、気をつけている人もいるでしょう。
プロ野球選手も人の子ですし、一昔前前はプロ野球選手を神聖化するような傾向もありました。
ですがそれが一番危険な考えだと個人的には思います。
そういう考え方でプロ野球を目指している子どもたちが鵜呑みにして、「有名選手になれば何してもいいのか」、と思う傾向、またそれを伝えるメディアの姿勢、指導する立場の人など、プロ野球選手の前に一人前の社会人になれという言葉を某有名選手にして名監督だった方もおっしゃられているようにまさにその通りだと思います。
プロ野球の規則やルールなどは毎年変わっていき、今じゃあり得ないような環境でプレーしていた選手の話を聞くと、現在がかなり恵まれている環境なのは確かでが、その時代を知っている現役選手はもう引退しており、2022年には20世紀最後にプロ野球に入団した福留孝介選手も引退し、現役でそのような環境を伝えるような、選手立場で言えるような選手がいなくなりました。
プロ野球選手の寿命はそう長くなく、たいていが30手前で引退するのが平均です。
その後の人生設計などに悩み、途方に暮れて死を選ぶものもいれば犯罪に手を染めるような元選手もいますし、また現役時代の金銭感覚が抜けず、浪費癖が引退しても変わらず、選手時代と同じ感覚でお金を使ったりして破滅していく人もいると聞きます。
坂本選手のように年何億もらっているような選手でも例外ではないです。
怪我が原因で次の年に引退なんていうのもザラですし、引退後もプロ野球関連のポストには限りがあり、毎年クビになる選手の人数分のポストなんてあるわけがありません。
現在は独立リーグなど、NPBとは違う独自のリーグもありますし、昔よりは野球ができる環境はある方なのかなと思いますが、それでも将来的に難しい状況なのは確かでありますし、プロ野球労働組合でもセカンドキャリアに力を入れており、現役期間中でも各選手に引退してからの今後のビジョンを説きつつ、危機意識をある程度頭に入れておくような活動もしている通り、プロの世界の厳しさが垣間見れます。
坂本選手が所属する讀賣巨人軍は親会社がメディアというのもあり、皮肉にもメディア側に一本取られた形になりましたが、本人にペナルティがあったかどうかは定かではないですし、球団側も処遇に関しては正式に公表していないので、そのあとは知る由もありません。
でもこの事実は消えることはないですし、今はネット社会なだけに検索したら一発で情報が得られるだけに、一生残ってしまう汚点なのは確かです。
この先、坂本選手がどう振る舞っていくか、立ち回っていくかに期待したと思います。
