椛の読み方は?なぎ?木へんに花の苗字の人はなんと読む?

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「陽葵」とゆう名前が、2022年に出生した女の子につけられた一番多い名前です。

(出典:https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/ 明治安田生命 名前ランキング2022)

 

とても明るく、さわやかなイメージを想像させる名前ですが、読み方はどうなるのでしょうか。

 

名前として一番多い読み方は「ひまり」で、次いで「ひなた」となるようです。

 

人の名前もどんどん多様化し、振り仮名がないと、困ってしまうことがありますよね。

 

では木へんに花と書いて「椛」と表すこの漢字は、どのように読むのでしょうか。

 

この漢字も、人名で使われることがあるのです。

 

今回はこの「椛」という漢字について、調べてみました。

 

 

目次

 

(1)椛の読み方は?なぎ?
(2)木へんに花はなぎと読む?

(3)木へんに花の読み方はいつ習う?何年生で習う?

(4)木へんに花の苗字の人はなんと読む?
(5)椛という名前はキラキラネーム?
(6)椛という名前を女の子に付けるのは変?
(7)もみじの漢字を書く場合の注意点は?
(8)まとめ

椛の読み方は?なぎ?

 

まず「椛」の読み方ですが、もみじ・かば・なぎ、になります。

 

この漢字は植物の名前や人名として使用され、植物の名前として使われる場合は、紅葉(もみじ)・樺(かば)・梛(なぎ)の異名として使用されているのです。

 

たった一文字で、三種類の植物の異名として使われる、多様性のある漢字ですね。

 

それでは、どうして「椛」の感じが、それぞれの植物の異名として使われるのかを、見ていきましょう。

 

その1 紅葉(もみじ)

 

「紅葉(もみじ)」はカエデ科カエデ属の植物であり「かえで」と同じ分類上の植物です。

 

「もみじ」と「かえで」は見た目の違いにより使い分けがされるられます。

 

葉の切れ込みが深いカエデは「イロハモミジ」葉の切れ込みが浅いカエデは「ハウチワカエデ」などと、呼ばれているのです。

 

では、なぜ「紅葉」の異名が「椛」なのでしょうか。

 

それは「椛」は木と花を組み合わせた文字であることから、紅葉で木の葉が花のように色を変えるすることを意味する「もみじ」が連想され「紅葉」の異名として使われるようになりました。

 

その2 樺(かば)

 

「樺(かば)」は カバノキ科カバノキ属の植物を総称のことを表しており、ダケカンバ、シラカバなど、カバノキ科の植物は多数存在しています。

 

「椛」が「樺(かば)」の異名となった理由は、華という漢字を花に変えたことで「椛(かば)」

と読まれるようになりました。

 

その3 梛(なぎ)

 

」の漢字のつくりである「那」は「しなやかで美しい」という意味があり「那 ⇔ 花」と連想されたことから「」の異名として「椛」が使われるようになりました。

 

木へんに花はなぎと読む?

 

前述のとおり「」という漢字の意味からイメージされ「椛」という漢字も「なぎ」と呼ばれるようになりました。

 

一見してつながりが全く見えない漢字同士でも、その文字の意味をイメージでとらえ、変化させていくのが日本語の深いところですね。

 

また、「椛」と似た漢字に「糀こうじ)」という漢字があります。

 

米・麦・大豆などの穀物にコウジカビを繁殖させたものであり、味噌や醤油の原料となるため、この漢字はよく見かけるのではないでしょうか。

 

米にコウジカビが繁殖する際、花が咲くように生える様子を漢字に表したものになります。

 

米に花と書いて「糀」になりますが「麹」とも書くことがあります。この同じ意味の漢字がは、何が違うかというと、つくられた国が違うのです。

 

「麹」という漢字は中国から伝わった漢字であり「糀」という漢字は日本で作られた「国字」と呼ばれます。

 

そして「椛」も「糀」と同じく「国字」です。「国字の」読みは訓読みだけになりますので、見分ける場合は読みを確認してみましょう。

 

木へんに花の読み方はいつ習う?何年生で習う?

 

「椛」という漢字は、いつ学習するものなのでしょうか。

 

少なくとも、小学校や中学校と言った義務教育で学習する機会はないようです。

 

それどころか「椛」という漢字は、現在の常用漢字(内閣告示「常用漢字表」で示された現代日本における日本語漢字)ではありません。

 

ですので、あまり頻繁に使用されることはなかったのです。

 

最近は名前に使用されることが増えてきたため、普段の生活でも目にする可能性がありますが、固有名詞以外で見かけることは、今でもあまりないと考えられます。

 

木へんに花の苗字の人はなんと読む?

 

「椛」の字が苗字に使われていることがあります。

 

あまり見かけることはないと思いますが、知り合った方の苗字に使われていた場合、読むことが難しいかもしれません。

 

そこで「椛」という漢字を苗字に使用されている場合の読み方を、5つほどご紹介します。

 

・白椛(しらかば)

・椛澤(からさわ・もみじさわ)

・椛谷(もみじたに)

・大椛(おおなぎ・おおもみじ)

・石椛(いしなぎ)

などがあります。

 

もちろん人名において、漢字は多様な読み方をしますので、もし分からなければ確認させてもらいましょう。

 

また、長崎県の五島列島にも、「椛島(かばしま)」という島があり、「椛島」という苗字の人が福岡県には3000人以上いるとされています。

 

椛という名前はキラキラネーム?

 

「心姫」と書いて「はあと」と読んだり「桃花」と書いて「ぴんく」と読んだりと、現在はさまざmな「キラキラネーム」と呼ばれる名前が存在します。

 

では「椛」という漢字が使用されている名前は「キラキラネーム」なのでしょうか。

 

そもそも「キラキラネーム」とはどう定義されているのでしょうか。

 

「ウィキペディア」では「キラキラネームあるいはDQNネーム(ドキュンネーム)は、伝統的でない当て字、外国人名、創作物の登場人物名などを用いた奇抜な名前の総称」としています。

 

しかし、実際の「キラキラネーム」の定義は人によって異なるため、正確には決められません。

 

そして「キラキラネーム」のはじまりは大正時代であるという話もあります。

 

1929年(昭和4年)に発刊された荒木良造「姓名の研究」で「寄姓珍名集」として珍しい名前を研究した文書が存在します。

 

もちろん当時は「キラキラネーム」という言葉はありませんでしたが、いつの時代でも、それまでにない名前は注目されていたのですね。

 

じっさいに「キラキラネーム」という言葉が使われはじめたのは、1990年代半ばから。

 

当時は少数でしたが、2000年に入ると急激に増えはじめ、2000年代前半から2010年前後にピークを迎えます。

 

その後はピークを過ぎ、減少していきまので、2000年頃に生まれた子供は「キラキラネーム世代」と呼ばれることも。

 

それでは「椛」という名前は、はたして「キラキラネーム」なのでしょうか。

 

「椛」という名前は、2014年の赤ちゃんの名づけ、2014年上半期アクセスランキング1位はになっています。

(出典:https://resemom.jp/article/2014/07/09/19364.html/ RESCMOU)

 

読み方としては「もみじ・いろは・もか・こころ」が多いようです。

 

多くの人が、子供の「椛」という漢字を使おうと考えているのですね。

 

「キラキラネーム」かどうかは、個人の判断によるところも大きいですので、珍しい読み方が全て「キラキラネーム」とは言い切れません。

 

「椛」という漢字は前述のとおり「国字」であり、日本で作られた数少ない漢字です。

 

単独で使用される場合は「キラキラネーム」とは言わないのではと考えられます。

 

椛という名前を女の子に付けるのは変?

 

「椛」という漢字は木が花のように色ずくことから「もみじ」という読みがつけられました。

 

それを考えると、どちらかといえば女の子の名前に使われることが多いのではと、イメージできますよね。

 

「椛」という漢字が名前に使われている女性の有名人も多数いますので、ここでは3人ほどご紹介したいと思います。

 

岡本椛里(おかもとさおり)

 

1982年に女優デビューをした岡本椛里さん、テレビドラマや映画などで活躍されていましたが、友人に誘われたカーレースでTOYOTAの関係者から打診され、なんと22歳でレーサーデビューすることに。

 

その後はレースに集中するために、芸能界を引退するという、異色な経歴の持ち主です。

 

上木椛(うえきもみじ)

 

上木椛さんは大阪出身で、高校から上海に留学しました。

 

帰国後は劇団に入団し、2020年よりBANZAI FILMSに所属する女優さんです。

第19回関西現代演劇俳優賞奨励賞を受賞し、これからの活躍が期待されています。

 

西矢椛(にしやもみじ)

 

西矢椛さんは2021年開催の東京オリンピック スケートボード 女子ストリートの初代金メダリストです。

 

日本人とアジア人史上最年少(13歳330日)の金メダリストとなった彼女は、今後も多くの場面で活躍を見せてくれる可能性が高いです。

 

もみじの漢字を書く場合の注意点は?

 

「椛」という字に限らず、「化」という漢字の「ヒ」の部分は横棒が付き出る形が正しいとされています。

 

とても細かい話ですが、突き出る「ヒ」と突き出ない「ヒ」とゆうのは別の字であるとされ、それぞれに意味があるのです。

 

突き出る「ヒ」という方は、音読みで「力」となり、へんかするという意味を表す文字に。

 

一方、突き出ない場合は音読みで「ヒ」となり、さじ(スプーン)を表す漢字になります。

 

音読みが「カ」であり変化するという意味を表す、突き出る方の「ヒ」に「にんべん」

を付けることにより「化」という漢字になるのです。

 

突き出る方の音読みがもともと「カ」であることから、想像することができますね。

 

さらに「化」という文字に草冠を加えることで「花」になります。

 

「花」も「カ」と読みますので、突き出ている「ヒ」の音読みが関わっているのです。

 

とすれば「化」も「花」という字も「ヒ」の部分は横棒が突き出なくてはならいはずですね。

 

ところが、これらの漢字は学校で習う時点で、突き出さない形で習います。

 

これはなぜかというと、過去に「当用漢字」というものが、定められたときに、一緒くたにされてしまったのだとか。

 

「当用漢字」とは1946年昭和21年)11月5日に国語審議会が答申し、同年11月16日内閣告示した「当用漢字表」に掲載された1850の漢字のことです。

 

「当用」とは「さしあたって用いる」の意味であり、こういう場合はとりあえずこの漢字を使用しましょうと、決められました。

 

この「当用漢字」は1981年(昭和56年)、常用漢字表の告示に伴いは廃止されます。

 

「常用漢字」は法令や公用文書など、一般の社会生活において、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安です。

 

「常用漢字」はときおり改訂され、現在では2,136字、4,388音訓(2,352音、2,036訓)から構成されています。

 

よって、「ヒ」の部分が突き出る「花」は旧字体、突き出ない「花」は新字体ということです。

 

そして「椛」という漢字ですが、この漢字は前述のとおり「もみじ」と読んだり「かば」と読んだりする国字だとされています。

 

この字が「花」に「木」へんがついて生まれたことは明らかですであり、注意すべきは「ヒ」の形について、新字体の「花」と同じで付き出さない形か、旧字体の「花」と同じで付き出す形とするかです。

 

結論からいうと、漢和辞典では突き出る形が正しいとされています。

 

「当用漢字」に含まれていない漢字は「当用漢字」に関する漢字の変更による影響を受けないとされているためです。

 

「椛」という漢字は、現在の「当用漢字」に含まれていませんので、旧字体の「ヒ」が突き出る形が正しいとしています。

 

普段は「椛」という漢字を使う場面はあまりないかと思いますが「椛」という漢字が氏名に使用されている人の名前を書くときは、注意した方がよいかもしれません。

 

まとめ

 

「椛」というたった1つの漢字に、いろいろな読み方があり、さまざまな意味を持つことに驚きますよね。

 

「キラキラネーム」は現代人が生み出したものですが、昔はか「紅葉」という漢字から「椛」という漢字を生み出したりしていたのです。

 

これからも、さまざまな言葉の変化は起きてゆくでしょう。

 

それが正しいことか、間違っていることなのかはそれぞれの判断に委ねられるかと思いますが、楽しみでもありますよね。

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